来週初めに引越しをするチビタは毎日予定がイッパイです。ジャイアンは出張で週末しか帰宅できない状況が続いています。家族揃って食事をする機会も少なくなっています。
「出発前日にもじゃが休みを取ったので、中華街に行こうか?」となっていました。
そんな中、卒業式を翌日に控えチビタの時間ができたので、ジャイアンと3人で何か美味しい物を食べに行くことにしました。

あんまり中華街の店選びに夢中だったので、頭の中は中華です。
一週間後に中華街だから他のものにしようと言ったものの、チビタの頭の中も中華が占領していたようです。
「私、中華好きだから今日も中華でいいよ~
ということで、東北沢の円喜家や下北沢の新台北を考えましたが、ふと頭の隅っこに引っ掛かっていた蘭を思い出しました。一度行ってみようかな~くらいの気持ちでしたので、HPを開いて二人に相談するとOKの返事がありジャイアンが予約の電話を入れました。

スマホから、とっても元気なオネエサンの声が聞こえてきます。
お相手が日本人の方ではないうえに、ジャイアンの滑舌が悪いことも加わり話が噛み合わず・・
「今日3人18時に入れます?」
「チョットマッテ・・」しばし放置の後、会話が再開・・
「(名前は)ジャイアンです。」・・これが、何度伝えても、漢字を伝えても微妙に違って繰り返されます
向こうもこっちも真面目ですから・・
たった二つが伝わるまでの遣り取りで、私もチビタも相手に聞こえちゃいけないと消音モードで大爆笑・・・
ジャイアンの努力の結果、無事に予約が取れ西永福に向かいました。

建物には地下に下りる階段もあり、どっちから入っていいのか迷いましたが、階段を数段登った入口から入ってみました。賑やかな店内には椅子でお待ちの方もいますが、名前を伝えると個室風の部屋に案内されました。予約はした方が良さそうですね。
入ってすぐの4人テーブルが予約席です。
奥のテーブルでは6名ほどのオバサマオジサマがご宴会で大盛り上がり。その手前はダンナサマが外国人サンの中年夫妻です。ちなみにご夫妻は頼んだ汁麺がぬるいと言って、作り直しを頼んでいました。

ジャイアンは大、私は中の生ビール、チビタはウーロンハイでカンパイです。
写真付きの見やすいメニューの中から、四川風よだれ鶏、湯葉とキュウリの和え物、搾菜をお願いしました。リーズナブルな値段設定です。
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飲み物と一緒にピーナッツの小皿が出されました。これは1テーブルに1皿のサービスのようです。
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一皿の量もタップリで、味付けも美味しいです。よだれ鶏のタレが辛いけれど美味しいので、搾菜を絡めたり楽しめました。
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辛味餃子に惹かれていたジャイアンとチビタですが、よだれ鶏が辛かったので普通の焼餃子にしました。私が選んだのは海鮮春巻。これは普通に美味しい。味は経堂の陳家菜房のものと似ているけれど、こちらの方が野菜少なめの感じです。
甕だし紹興酒に変えました。
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イカの鉄板焼きや上海焼きそばも美味しく頂きました。量が多いのでお腹はイッパイですが、別腹を頼んでしまいました。
私は杏仁豆腐、チビタはココナツミルク、ジャイアンはゴマ団子です。杏仁豆腐はモッチリとババロアのようなタイプ、ココナツミルクはタピオカ入りです。
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もう本当にお腹イッパイです。中華街は楽しいけれど、お腹がイッパイになった後で帰宅することを考えると、そう頻繁に通えません。ホールスタッフさんは中国の方々ですが、動きも良くて対応も悪くはありませんでした。
途中で隣席に、野獣のような未就学姉妹を連れたジジババママ家族が座ってからは、落ち着いて食べられる状況ではありませんでしたが、見ている分には面白かったから良しとしましょう。
近場で安くお手軽に中華街風の中華屋サンを楽しめる有難いお店でした。



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